「ブログタイトルの由来なんてどうでもいい」という、もうひとりの自分の心の声から耳をそむけ、今回はキジトラ猫についての記事を書いていきます。
画像は以前と同じくうちの子ですが、どう見てもかわいいですよ!
具体的にはどんな毛柄?
街中で「アメリカンショートヘアっぽい」猫を見かけることはありませんか?
アメリカンショートヘアも黒のしま模様が入っているという点では同じなので、猫ビギナーさんの中には見分けがつきにくい方もいるかもしれません。
黒のしま模様以外にも個体差はあれど「口の周りが白い」、「鼻が茶色い」などの特徴も。
さらにごろんと転がせばおなかにもしま模様が。
サバトラと茶トラとの違いは?
日本にはキジトラ以外にも、しま模様を全身にまとった猫が存在します。それが「サバトラ」と「茶トラ」。
サバトラは全体的に銀色をベースとしたかっこいい毛色に黒のしま模様、茶トラは明るい茶色がベースで同系色のしま模様が入っています。
キジトラ、サバトラ、茶トラの中でもっともアメリカンショートヘアっぽいのがサバトラです。
3つの毛柄を英語で表記してみると、しま模様という意味の「tabby」のほかにそれぞれにベースになっている色が含まれていることがわかります。
キジトラ:brown tabby
サバトラ:silver tabby
茶トラ:red tabby
日本で一番多い毛柄
http://11cats.com/feeling/type/cat-handle-ranking/
以前「はちわれ猫の記事」でも紹介した上記のサイトさまの「日本に多い柄・模様ランキング」を見るとキジトラは堂々の1位!日本一多い毛柄でございます!
気になる性格は?
キジトラ猫の性格は、一般的に以下のようだという定義があります。
- 警戒心が強い
- やんちゃで小さな暴れん坊
「はちわれ猫の記事」で、現在の研究では猫の性格を科学的に紐解くことは難しいことをお伝えしましたが、キジトラについては猫の歴史から見た別の観点があります。
国内には、もともとキジトラの猫しか存在しませんでした。そのほかのサビトラや茶トラ、黒白猫などの毛柄はすべてキジトラの突然変異で誕生したのです。
国内の雑種(MIX)の元祖であるキジトラは猫の祖先に近いため、警戒心が強く残っているそう。さらに厳しい野生で生活してきた歴史を血で受け継いでいるので、体力があり暴れん坊な一面があるとのこと。
「猫の祖先に近い」という観点から見ると、上記の1.2.についてはかなり信ぴょう性が高い情報であると言えそうです。
ただし、強い警戒心に負けじと愛情をもって接すればたちまち飼い主にべったりな甘えん坊に。他人が知らないデレモードを独占できるという猫好き垂涎のご褒美が待っています。
現在進行形でキジトラ猫と蜜月を過ごしてわかったこと
17年間添い遂げた黒白はちわれ猫が天国へ旅立ってから、お迎えしたキジトラ猫と暮らしてはや3年。
前述した一般的なキジトラ猫の性格について、結論を言うとうちの子はすべて当てはまっていました。
- 警戒心が強い
- やんちゃで小さな暴れん坊
- 飼い主にべったり
特に黒白はちわれ猫がとにかく温和でボーっとしたタイプだったため、暮らし始めた当初は「猫ってこんなに走り回る生き物なんだ」と感慨深かったものです。
そしてとにかく甘えん坊で「僕だけを見て!」アピールがすごく、人間のトイレにまでついてくるその姿を見ると「この子の中の野生はすでに死んでいる」と思わずにはいられません。
たとえ撮影スキルが貧弱でも、かわいい寝姿写真だって撮れますよ!
まとめ
キジトラ猫について、はちわれ猫と同じく主観たっぷりの記事をお届けしました。警戒心を解きほぐして関係を深めていくことで、飼い主の前でだけ、魅力的な仕草をたくさん見せてくれます。
必ず期待以上のご褒美が待っているので、すぐに諦めてしまわずに時間をかけて仲良くなりましょう。
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